限界元塾講師の戦記

こんにちは限界元塾講師です。

塾講師の面接

 


 こんにちは限界元塾講師の〇〇丸です。今回は塾講師の面接を「受けたいんだけど、どんな感じなの?」という人に面接の流れを紹介したいと思います。今回も正社員向けではないので、目的に合わない方は参考程度に御覧ください。

 

1.募集の時期と受かりやすい時期

2.塾講師の面接を大別すると

3.面接が行われる場所

 

1.募集の時期と受かりやすい時期

 


 募集の時期ですが、一年中募集しています。ただし春先に転職や就職などで講師が不足する春先(3月から5月GWまで)、外部の生徒も入れ講師が足りなくなる夏前(6月から8月)が多いような気がします。

 そのため春先と夏前は塾側の採用意欲が高く、受かりやすいと思います。(僕も秋の面接では受かりにくかった)

 

2.塾講師の面接を大別すると

 塾講師の面接を大別すると、正社員向け、集団指導向け(アルバイト)、個別指導向け(アルバイト)になります。なぜこのような分類になるかというと、それぞれ採用の目的が違うからです。

 

 ではそれぞれ解説していくと

 

職種 仕事内容 難易度
正社員 指導、教室運営、保護者対応、進路指導、営業
集団指導講師 指導、保護者対応、進路指導
個別指導 指導

 

 

正社員は指導だけではなく、様々な仕事を求められます。また働く期間も長期を想定しているため、長く働いてもらいたいような人を採用します。そのため採用難易度も高いです。

 集団指導講師は指導がメインです。ただし集団指導講師は授業の質が重要となるため、実力があるor指導力が伸びそうな講師が採用されます。

 個別指導は指導がメインですが、集団指導講師とは違い人柄や勤務可能日が多い人が採用される傾向にあります。(僕は週2シフトを出したら、キレられた)これは個別指導塾が一人の生徒に対して一人の先生を想定にしている背景があります。そのため多くの講師が必要で、生徒がリピーターになる講師を求めています。

 

3.面接が行われる場所

 これは本部(もしくはエリア長が所属する校舎など)or各教室です。本部で面接されるのは大手チェーンの集団指導塾が多く、ほとんどの塾の面接が教室です。なぜかというと大手チェーンは大量に人を採用しなければならないので各教室が面接をやっていられないからという理由があります。また集団指導塾は前述した通り、指導力がある人間を採用しなければならないので、面接にも力が入っています。

 

 今回は塾講師の面接の流れをざっと解説しました。「落ちたらどうしよう、めんどくさそう」と思われ方もいるかも知れませんが、ものは試しようです。勇気を出して応募してみてください。次回は面接で聞かれる質問と対策を紹介したいと思います。ありがとうございました。

塾講師採用のプロセス

 こんにちは限界塾講師の〇〇○です。2つの塾を経験した僕から、これから集団塾で新たに働きたいと思っている方(大学生・フリーター)に塾講師(アルバイト)の採用プロセスを紹介したいと思います。正社員としての塾講師はまた別に話させていただきます。

 

 

1.個別指導塾の場合

 


まず個別指導塾と集団指導塾で採用プロセスは変わります。というのも集団塾は生徒に対して講師の数が少ないからです。その分高密度の授業を展開できる講師を採用しなければなりません。そのため個別指導塾のほうが採用難易度は低いです。(医学部向けや難関のみの個別は除く)

 では個別指導塾の採用プロセスですが、、、

面接+筆記試験です。(筆記がなくなることもあります)

 

 面接はコンビニバイトかというぐらい簡単に決まります。僕が大学生の最初のアルバイトとして応募した塾の志望理由は家から近かったからです。(ほんとにそのレベルで受かります)

 もしかすると筆記試験で身構える人もいるかも知れませんが、簡単です。英語・数学・国語で、レベルは高校基礎程度までです。(fランレベルでなければ問題ない)また出身大学によっては免除されなんてこともあります。(僕も免除されました)

 ですが大学受験の記憶が薄れないうちに早めに応募しましょう。

 

 

2.集団指導塾の場合

 


集団指導塾は、、、

面接+筆記試験+模擬授業です。

 

 面接ノリでいけるような難易度ではありません。むしろ正社員の面接に近いです。

 筆記は個別指導塾よりも難しいですが、安心できることが1つあります。それは1教科のみの受験が多いということです。「なんで?集団指導塾のほうが学力が求められるんでしょ?」と思った人もいるかも知れません。そのとおりですが、集団指導塾は教科制になっており、基本は1人1教科しか教えないということになっています。(複数教科持つことになる)ですので難しいけど、対策しやすいというのが感想です。

 模擬授業はあるところと、ないところがあります。ないところは入ってからの研修でしっかり練習することになります。あるところは15分程度のところが多いような印象です。ですので模擬授業ありと応募欄に書かれていたら未経験者は避けたほうが良いと思います。

 

 

3.まとめ

 今回は塾の採用プロセスを知っている限りで紹介させていただきました。人によっては「厳しそう、やっぱり応募をやめよう」と思う人もいるかも知れませんが、対策方法はあります。では次回面接の対策方法をお教えしたいと思います。ありがとうございました。

塾講師になるな

 

自己紹介

 はじめまして◯◯◯と言います。数年間大きな塾で講師をしていました。研修中は同期の中でも劣等生でした。ただ最後の1年間はアンケート評価でエリア1位を取れるまで成長しました。

 猫をたくさん買っていたので猫と戯れるのが趣味です。

 

なぜブログをはじめたのか

 塾講師をする上でのの攻略法を知ってほしい。

 正直、塾講師として働く・バイトするのはオススメしません。なぜと思われる方もおられかもしれません。

 まずお金に見合っていません。塾講師のバイトを見ると、ほとんどが時給2~3千円と書いてあります。ただしこれは校舎にいるときのお金で、予習の時間は入っていません。予習の時間を含めると、最低賃金を割ります。また授業後に一定の残業代をつけ、採点などの校務を終わるまで残させるところもあります。

 それでも生徒に教えるのが好き・予習しなくても最初から解説できるという人もいるかも知れません。僕も最初はそう思っていました。そう思う人ほどつらいのが大きな塾です。まず校舎に入ると、授業以外の校務が多くあります。面談、親への対応、教室運営、イベントの手伝い、クレーム対応etc,,,。塾講師に夢を見ていた人ほど、ここで多くの人が挫折します。

 そのため僕の同期も僕が辞めるときにはほとんど残りませんでした。

 僕はその中でも長く続けることができ、良い評価を得ることができました。しかしこれは自分に才能があったからだと思っていません。むしろ研修では僕がいちばん最後まで突破できませんでした。また校舎に配属されてからも、ミスの連発でした。僕がここまでできたのはできないなりに、少しずつやり方を積み上げてきたからです。

 やり方さえ知っていれば、彼・彼女らはもっと輝けたはずです。

 

これからの活動

 これから僕は自分のやり方や塾の裏側をお伝えしていきたいと思っています。ただし僕のやり方をすべて真似する必要はありません。むしろ僕のやり方は能力はないけど、ギリギリまともな塾講師になりたいという人に向いています。ですのでこれから塾講師を始める・塾講師として悩んでる人に少しでも参考・反面教師になることができれば幸いです。